お盆ですがもう秋が始まっていますね、昨夜今季初めて蟲のこゑを聴いた万屋です。
新米教師が奥飛騨の山村の小学校の先生に就任しましたが、
余りにも遠くて険しい峠を越えねばならず、
思わず辞職願を出したため人呼んで「辞職峠」との言い伝えが残る山之村への旧道伊西峠、
神岡の町から急な斜面を幾度となくつづら折りで登る道は相当な距離です。
今は他ルートで大規模林道が開通して快適になった山之村地区、
小説「天の夕顔」の舞台にもなった所で、
山奥でありながら標高が高く山の天辺のような場所なので空がとても広く感じられる別天地です。
しかし冬を越すのも大変な山村なので最近は集落の生活を棄てて町へ出る人も多いようです。
茅葺の廃屋が静かに佇んでいました。
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