2026/08/17

猿梨の実る頃 

 3000m級の高山帯ではお盆はもう秋、里はと言うと・・・万屋です。



山路にサルナシの蔓があるのですが、その半数以上は実を付けない蔓、

いわゆる雌雄異株なので雄なのでしょう。

マタタビやサルナシの世界では男の方が多いようです。

良かった、人間に生れて・・・(笑)


しかし雌の蔓でも毎年実を付けることは無く裏年も存在します。

これはアケビなどにも言えることですが、

その年の気候条件や、蔓自体の体力などの問題もあるようです。


木の実となると時期がら格好の熊の餌と思いますね。

しかし熊はサルナシやマタタビなどは好みでは無いらしく、

食べた形跡を今まで見たことがありません。

若し好んで食べるのならあの腕力で蔓を手繰り寄せるはずですから、

そんな光景があちこちに有って良いものと思うのです。

















2026/08/15

峠道に見る夏の蝶

 お盆は「地獄の釜の蓋が開く」と言います、皆さん休んでいますか?万屋です。



盆休みなのに峠道は車の往来で混んでいました。

日頃の運動不足解消・・・と、車を置いて歩いていたのですが、

もし車で運転中だったら気付かない蝶との出会いがありました。


今年は春から何処も「蝶などの昆虫が少ない」と言う声が多かったので、

しっかり探すように歩いていました。


確かに多くは無いものの、この峠道ではそこそこ出会うことが出来ました。

それにしても真夏の炎天下、暑い!






↑ 以上3枚 キベリタテハ



↑ 以上2枚 エルタテハ


↑ コムラサキ


↑ 葉上のアイノミドリシジミ









2026/08/13

ひょうたん池とカワラナデシコ

 暦ではもう立秋を過ぎているのですがまだまだ暑いですね、万屋です。



ひょうたん池へ久し振りに行ってみました。

今年は春から池への道はダンプカーが引っ切り無しに走っていて、

自家用車など入る余地も無かったので気にしながらも行くのを躊躇していました。

しかしいくら何でも長過ぎるのでダンプの休みの日曜日に様子を見に行きました。


ひょうたん池まで行くことは出来たのですが、

周囲の様子は様変わりしていて、昨年の面影はありません。

何でも近くで新しいトンネルを掘っているので、

そこから出た土砂を捨てているようで奥の方まで道が造られていました。

ここには貴重な動植物があり、ヒツジグサやヒメコウホネなどの水生植物、

そして湿地はギフチョウの食草のヒメカンアオイがあり、

毎年ギフチョウが飛ぶのも見られるのですが、

林道が造られたことによって痛手を被っているのは間違いないようです。


池の水はかなり減っていて、ヒツジグサなどの水草は姿が見られなかったです。

それらはどこかに避難しているのかも知れませんが、

自然保護と言いながら開発は進められるのですね。


土手にはカワラナデシコがきれいに咲いていました。















2026/08/11

アイノミドリシジミの占有行動

 妖精って見たことありますか?万屋です。



森の妖精って良く聞く言葉ですが、一体何なんでしょうか?

山路の脇に生える真っ白なギンリョウソウ?それとも野生ラン?

チョウではシジミチョウの仲間のゼフィルス類(ミドリシジミの仲間)なんかもそう呼ばれています。


山歩きの途中で、たくさんのアイノミドリシジミが乱舞しているのを見ました。

いわゆる占有行動と言うもので、

縄張りを誇示するオスが他の雄や他の生き物がエリアに入って来ると、

スクランブル発進して激しく追い立てる様です。

その様子はまるで紙吹雪が舞っているようにキラキラと美しいです。


この場所は占有行動に適していたのでしょう、

数十頭が絶えず群飛んでいました。


アイノミドリシジミが飛ぶのは決まって早朝で、

次いでメスアカミドリシジミ、ジョウザンミドリシジミ、

午後にはエゾミドリシジミの舞台となります。




















2026/08/09

7月の飛騨古川散策

 聖地巡礼ぶってみました、万屋です。



アニメ「君の名は」の舞台になったことで訪れる人が絶えないと言う飛騨古川、

高山と同じ小京都で静かな観光地です。

高山の古い町並みも歩くと良いのですが、

最近はどちらを向いても外国人ばかりで、

情緒が感じられなくなってしまいました。


どうせ歩くならと7月の暑い夏の日、古川の町中を一周りして来ました。

観光客はいくつかの外国人グループを見ましたが、

東洋人が多く欧米人は一組だけでした。

やはりここも高山と同じで傾向で日本人観光客は少なく、

まるで違う国を歩いているような気がしました。




















2026/08/07

真夏の美女高原

 冬には夏を、夏には冬を羨む万屋です。



暑くて堪らん日は涼しいとこへ行けば良い、

幸いに涼しい環境が家から近いことが有難いです。


ミズバショウの咲く美女高原は何も初夏ばかりのことではなく、

盛夏には良い涼み所となります。

木陰の中の木道を歩けば少し汗も引きますし、

季節に咲く色々な野草や昆虫などに目に止めて観察するにも良い所です。