2025/02/28

八重山の思い出 南国の植物 1

 2月も今日でおしまい、28日しか無かったので「2月は逃げる」その通りでしたね、万屋です。


沖縄の魅力はたくさんありますが、自然に咲く花の美しさもその一つでしょう。

年中常夏だからでしょうか、本土では見られないような植物たちが出迎えてくれ、

その種類の多さや色形の面白さにも驚かされます。

公園や民家の花壇ももちろんですが、山の中にも発見の数々・・・

これから八重山で見られる花や珍しい植物などを見て行きたいと思います。

(写真の数が多いので数回続きます)




↑ 以上2枚 アダン
(パイナップルによく似た実が生る木で、石垣、西表とも良く見られます)


↑ キランイヌビワ
(幹から直接花が咲いて実が生る木でとても珍しいですが、沢沿いのジャングルなどで見られます)


↑ クワズイモ
(東南アジアに広く分布するサトイモ科の植物でサトイモに似ていますが、芋は食べられないそうです)


↑ ゲットウ
(ショウガ科の植物で、この葉で餅を包んだ月桃餅は郷土の食べ物です)


↑ ソテツの花
(硬くて鋭い葉を持つソテツもこんな柔らかそうな花を咲かせます)



↑ 以上2枚 トウワタ
(暖地特有の植物で公園などで良く見られます、毒成分があり、蝶の仲間のマダラチョウの食草となっています)



↑ 以上2枚 ノボタン
(石垣、西表など畑の周りで良く目にしました)



2025/02/26

八重山の思い出 西表島 2

 夜が明けるのが少し早くなりましたかね~万屋です。



西表島には天然記念物となっているイリオモテヤマネコが棲んでいますが、

貴重な動物を護るために島を周遊する道路は一周することなく半分ほど進んだところで新設工事を諦めたそうです。

北西の白浜から時計周りで南の南風見田まで通じているのは県道215号線、

総延長が54㎞ほどで車で走っても1時間少々です。


それでもその沿線には魅力のある場所もがく特に仲間川、由布島、星砂の浜、月が浜、

更には浦内川上流にあるカンピラの滝など多くの観光客が訪れています。

西表は石垣島より自然豊かなジャングル感のある所が多く、

南国特有の動植物などの発見もあり散策するのが楽しいです。


次回からはそんな自然を色々紹介したいと思います。



↑ 西表観光地図


↑ 浦内川河口近くにある遊覧船乗り場
(この乗船場から船でしか行くことが出来ないカンピラの滝も人気のスポットです)


↑ 西表島最果ての白浜集落


↑ 白浜小中学校


↑ 牧場で放牧されている和牛
(牧場にはヤギもいましたがこれは銘柄石垣牛かな?)


↑ ジャングルの中を流れる谷川
(このような場所にはきっと毒蛇のサキシマハブがいるのでしょう)


↑ ピナイサーラの滝遠望
(この滝へは歩いて行く径もあるようです)


↑ 由布島へ渡る水牛車
(由布島へは一度行ったきりでしたが島内は公園のような感じでした)


↑ 白砂の南風見田の浜
(サンゴ礁の浜辺は沖縄らしい風景ですよね)


↑ 南風見田の浜より東側を見る
(訪れたのは10月だったので誰も泳いでいませんでした)


2025/02/24

八重山の思い出 西表島 1

 この三連休で寒波も去って温かくなるのでしょうか?・・・万屋です。



八重山へ行くと先ず石垣島で泊ってから西表島へ行くのが定番の私のコース、

他には一度だけ竹富島へ渡ったことがありましたが、

変化に乏しい地形で観光客ばかりが多く目に着いたのでその時限りでした。


西表は少し遠いのと海が荒れると渡れないので天気予報ともにらめっこでスケジュールを組みます。

石垣港から船で約1時間、南の大原港か北の船浦港のどちらかへ着きます。

そこからレンタカーを借りて島内を観て周るのが定番ですが、

案外人の多い所は避けて自然が感じられるような所を選んで周りました。




↑ 西表航路を走るジェット船
(石垣港を無事に西表に向けて出港しました、今回も安栄丸でした)


↑ 向こうに見えるのは竹富島
(行く手の右には竹富島が見えます)


↑ 八重山らしい赤い瓦の屋根
(八重山の古い民家にはこうのような赤い瓦の屋根が見られます)


↑ 赤瓦の民家の屋根


↑ 月が浜
(浦内にある月が浜です)


↑ 星砂の浜
(この浜は星の砂でも有名です)


↑ 星の砂が混じる砂
(星の砂はサンゴの死骸と言われています)


↑ 水が引いた潮だまりに貝殻やサンゴが見られました
(本土では珍しい貝殻も見られました)


↑ バナナ越に見える浜辺


↑ 祖納岳中腹の展望台より祖納集落を見る
(祖納岳への中腹にある展望台からの祖納の集落です)



2025/02/22

八重山の思い出 石垣島 2

 飛騨牛乳が無くなるとのこと、飛騨パインがもう飲めなくなるのが寂しい万屋です。



石垣島では特に有名な観光地として知られる川平湾があり、

水中を覗くことが出来るグラスボートもあるので乗ってみるのも良いでしょう。


また石垣島で一番高い山は於茂登岳(おもとだけ)で標高は525.5mです。

この山は沖縄県内でも最も高く、登山道も整備されているので登りやすいです。

登山道はジャングルの中を登るので色々な動物に出遭うことが出来ます。

また山頂にはリュウキュウチク(琉球竹)の群落の中に電波塔があります。

四方を見下ろす眺めも絶景でした。



↑ 川平
(川平には土産物屋やレストランなどがあります)


↑ 川平湾
(サンゴ礁のエメラルドグリーンの水の色が美しいです)


↑ 川平湾グラスボート乗り場


↑ 名蔵ダムから於茂登への林道


↑ 於茂登岳遠望
(石垣島で一番高い山です)


↑ 於茂登岳登山口


↑ 於茂登岳登山道


↑ 於茂登岳山頂からの眺め


↑ 万勢山より見下ろす石垣市の街
(バンナ公園と山続きの万勢山より見た石垣市内です)


↑ 石垣港
(次回は石垣港から西表島へと渡ります)



2025/02/20

八重山の思い出 石垣島 1

 こちらは大雪ですが沖縄ではもう桜が咲いている頃ですね、万屋です。



毎日雪で投稿の話題が乏しいため以前に行った八重山旅行を記事にしたいと思います。


私が八重山に魅せられて通ったのは1990年頃から2000年代でおおよそ10回程渡航しています。

一番最初は1992年2月でしたが、当日の朝の高山の気温は-13℃で石垣島へ着いたら18℃、

真冬の服装で場違いな場所に来てしまった感がありました。


空港でレンタカーを借りて石垣島の各地を周り石垣島に2泊し、

その後は西表島に行きましたが、見る物全てが新鮮に映りました。

その様子を何回かに分けて記事にしたいと思います。

しかし今回の記事の内容は1992年から2007年に掛けて訪れた時のものなのでタイムリーではありません。

その点をご了承の上ご覧頂ければ幸いです。



↑ 那覇空港からエアニッポン機で石垣島へ
(当時は名古屋、石垣間の直通が無くて那覇で乗り換えでした)


↑ 移転前の石垣空港到着
(現在ではこの空港はありません)


↑ 移転前の石垣空港
(いかにもローカル的な空港でした)


↑ バンナ公園
(石垣島の中央にある自然公園です)


↑ バンナ公園のジャングル
(聖紫花(セイシカ)の橋からの眺め)


↑ ヤエヤマヤシ群落の看板


↑ 米原のヤエヤマヤシ群落


↑ 沿道の店
(島内にはこうしたお店が多く、フルーツや土産物などを売っています)



2025/02/18

飛騨牛すじ肉の味噌焼き

 ”ズボラ焼き肉のたれ”を考案した万屋です。



すじ肉もアキレス腱のように極端に硬い部分が混じっていなければ買って来てたまに味噌焼きにします。

国産牛は硬くて風味が乏しい乳牛のことが多いので私は和牛を選びますが、

こちらでは銘柄飛騨牛が主流であり、市内のスーパーでは何処でも扱っています。

すじ肉は少し硬いのですが、よく噛んでいると旨味がジュワーっと溢れます。


味噌だれは何時も手作りでその時の気分で内容も変えますが、

概ね飛騨味噌をベースに砂糖、酒、みりん、コチュジャン、生姜、にんにく、ごま油などを混ぜます。

調合した味噌だれに適当な大きさに切ったすじ肉を混ぜて10分ほど置き味を馴染ませます。


フライパンにすじ肉と玉ねぎなどの野菜を乗せ、更に味噌だれを少し加えて弱火で焼きます。

肉は焼き過ぎると特に硬くなるので適度に火が通れば出来上がりとします。