夏至の頃・・・早朝より草刈り機で草を刈る音で目が覚める万屋です。
そんなに早く目が覚めるのはきっと年寄りの農夫なのでしょう。
きっと夜が明けると寝てられないのでしょうね。
夏草は伸びるのが早くて、刈っても刈っても伸びて来ます。
まあ、畑の周りは草刈りも重要な仕事です。
こちらでも6月の第一週の日曜日には全市を上げてのクリーン作戦があり、
道路端などの一斉草刈りがなされます。
人間にとっては住み良い環境造りは大事ですが、迷惑を被る生物も居ることも忘れてなりません。
何でも無いような道路と河川敷の間の土手、この場所には飛騨では珍しいジャコウアゲハが棲んでいます。
そんな貴重な場所も知る人が居ないと問題なく草刈りの対象になってきれいサッパリに刈られてしまい、
草を食べていた幼虫は路頭に迷い、やがて死んでしまいます。
貴重なものだと解れば対策もあるのでしょうけどね。
ちなみにこの場所のジャコウアゲハは昨年の草刈りで、秋にはまったく確認出来ませんでした。
しかし今年の5月に飛んでいる雌を見掛けたので食草を覗いたら幼虫が・・・
きっと春先に別の場所から飛んで来た雌が卵を産んだのでしょう。
絶滅したと思っていましたが、復活してヤレヤレです。
↑ 河川敷のジャコウアゲハの生息地
↑ ジャコウアゲハの幼虫の食草ウマノスズクサ
↑ 以上2枚 食草を探して飛び回る雌
↑ 上2枚 ジャコウアゲハの終令幼虫
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