2024年10月31日木曜日

2024年 飛騨のきのこ ⑩ クロカワ・他

 時には無性にキャンプのカレーライスが食べたくなる万屋です。



短期集中で何時も忙しいきのこ採り、きのこの寿命は短く数日で腐ってしまいます。

夏から晩秋まで順序良く色々なきのこが発生するので何度も山へ通うことになります。

今秋ももう10回を超えました。

しかしネタがダブついているので実際は13回ですが・・・


少し前になりましたが今回はクロカワ目当てで行った時の様子です。

クロカワは松が混じる雑木林の比較的陽当たりが良い斜面に出ます。

ちょうど松茸がありそうな場所なのですが、競争相手が多い松茸はほとんど見掛けません。

いわゆるきのこ狩りの銀座コースと言う訳ですね。


クロカワは枯葉を纏った黒いきのこなので見付けるのも難しいのですが、

良く目を凝らして探すと案外見付かるものです。

しかも一つ見付けると近くにあるので案外楽しいきのこ狩りです。


他に今回はウラベニホテイシメジやショウゲンジも採ることが出来ました。



↑ クロカワ


↑ ウラベニホテイシメジ


↑ クリフウセンタケ


↑ ホウキタケ


↑ ムラサキアブラシメジモドキ


↑ ショウゲンジ





2024年10月29日火曜日

飛騨みやがわ考古民俗館

 歳を取ったからでしょうか、無性に子供時代が懐かしくなる万屋です。



岐阜県の北の端、飛騨市宮川町にある考古民俗館です。

母の郷里と言うこともあって懐かしい場所ですが、今まで行ったことは無く今回が初めて、

公営の施設ですが毎日開館していなくて入館出来る日は決まっていてとても少ないです。

その貴重な開館日をネット検索して行ってみました。


展示物の多くは飛騨全般に昔使われていた道具類などですが、

この地ならではの物もありました。

中でも目を引いたのは竹(細竹を採るネマガリタケ)を数本揃えて編んだ竹スキーや、

孟宗竹を割って作ったスケート用具などの冬の遊び道具が懐かしかったです。

と言うのも育った高山市内では使う子供も居なくて、

母の実家へ行った時に従妹と遊んだ時の思い出なのです。


















2024年10月27日日曜日

草津温泉散策 

 寒くなって来ると特に温泉が恋しくなる万屋です。



十数年振りに草津温泉へ行って来ました。


この日はウイークディーでしたが大した混みようで、

高山の古い町並みを思い起こさせるような人出でした。


温泉は以前入ったので今回はパスし、

有名スポットの湯畑から大露天風呂、西の河原などを歩いてみました。


草津と言えば日本三大温泉の一つですね。

もちろん我が郷土の下呂温泉もその一つで、それも入浴済みです。

私が入ったことが無いのは有馬温泉岳と言うことになりますが、

コンプリート出来るのは何時の日やら・・・

















2024年10月25日金曜日

2024年 飛騨のきのこ ⑨ 舞茸その2

 ゆで卵をかぶり付くと必ず黄身が崩れ落ちる万屋です。



前回の舞茸がたくさん採れたことを良いことにまたもや行って来ました。

と言うのも前回、周る予定だった半分ほどを歩いただけで持ち切れないほどの収獲を得たので、

残りの場所にも必ずあると踏んだからです。


予想は見事的中!

またしても大きな株を2ヶ所で発見することが出来て同行者も大喜びでした。


それにしても恐るべし今年の舞茸、こんなに出ると来年以降は出なくなるのでは?

と心配でもあります。















2024年10月23日水曜日

嫁ヶ淵

 伝説や昔話しは噓っぽいと思いながらも話に引き込まれる万屋です。



生まれ故郷の村に嫁ヶ淵と言う大きな渕があります。

子供の頃には泳いだこともあったのですが、潜っても底が見えず水中では渦が巻いており、

身体が持って行かれそうになったりしたので怖いと言うイメージがありました。

でもその上流の浅瀬ではヤス(銛のようなもの)で魚を突いた思い出もあります。


この淵には伝説が残されており、

昔、この近くにあった宿屋に巡礼姿の若い女が宿をとったのですが、

雨が降り続いたことから足止めされてそのうちに宿で働くようになり、

やがて息子の嫁となったとのことでした。


嫁は働き者で毎日のように川へ行って魚を獲って来るのですが、

それを不思議の思った息子が後を付けて畑の黍の間から覗いていました。

それを知らない嫁はこの淵に飛び込むと大蛇となって魚を咥えて水面に上がって来ました。

それを見て驚いた息子が大声を上げると「今はこれまで」と言って正体を見られた嫁はそれっ切り帰って来なかったとか・・・


それからはこの家では黍を作ることを止めたと言う話です。

今でもその宿のあった場所には宿は止められたようですが代々その家はあります。












2024年10月21日月曜日

越前大仏

 ご老体なのでビジュを求められると困る万屋です。



大仏と言えば奈良東大寺の大仏、そして鎌倉の大仏とそれぞれ有名ですね。

その他にも各地に大仏はあるようですが、この越前大仏もかなり大きくて17mもあるそうです。

そんな大きな大仏であれば一度は観ておきたいものと言うことで行って来ました。

場所は福井県勝山市大師山清大寺です。


あまり下調べをせずに行き当たりばったりで辿り着いたのですが、

お寺の規模があまりにも大きく、広い境内の諸伽藍や、

日本一と言われる大仏とその両側に安置されている10m以上の羅漢像と菩薩像にも圧倒されました。


この施設はタクシー王と呼ばれる勝山市出身の実業家、多田清氏の建立に依るものですが、

固定資産税滞納で現在は差し押さえ物件となっているようです。

それでも全国からたくさんの人が訪れておりました。

ただ、かつては賑わっていたであろう門前町は休業状態が続いてゴーストタウンのような景観となっています。


拝観料は当初大人1人3000円だったとのことですが、現在は500円にまで下がっています。

これは是非一度は訪ねてみられると良いと思いました。