2025/07/14

木曽の桟と岩躑躅

 子供の頃は今より時間が経つのが遅く感じられたものですが、今の子供も同じかどうか聞いてみたいと思うのですが、子供はまだ早く過ぎるのを経験してないと分からないだろうな~万屋です。



先日、木曽方面へ行った時に上松町でゆっくり走る前方の車にうんざりし、

追い越す場所も無かったので途中で国道バイパスを逸れて旧道の木曽の桟へ行ってみることにしました。

寄り道をすることで時間をやり過ごしてまた戻れば良いと思ったからです。

ここは以前にも行ったことがある所なので過去に記事にしていますが、

今回は対岸の岩場にたくさんの岩躑躅が咲いていたので改めて写真を撮って来ました。


岩躑躅は若い頃、彫刻の師匠が大好きだった花で、工房の庭に植えて愛でていました。、

遠い昔の思い出が蘇った瞬間でした。














2025/07/12

飛騨名物 ほうば餅

 ネットで”ほうば餅”と検索するといくつかヒットしますが、

その多くは柏餅のように葉に包んだ餡入りの餅の”ほうば巻”であり、

今回のほうば餅とは別物です。

ほうば巻は長野県の木曽地方や岐阜県の東濃地方辺りの郷土食で、

ほうば餅の出身は飛騨地方であり他の地域には無いようです。

ほうば餅は各家庭でも作りますが、高山市内の朝市やスーパーなどでは普通に見掛けます。

これはほうば味噌と似たようなルーツと思われます。


つまり中の餅は普通の餅ですが搗きたてを千切ってほうの葉に包んだだけであり、

それをフライパンなどで焼いて中の餅を食べる代物です。

餅には砂糖醤油を塗ったり、きな粉餅にしたりと色々ですが、

私は醤油だけの方が好きです。

殺菌力のあるほうの葉の香りが餅に移って何とも言えぬ香しき匂いに、ついつい1個が2個、3個と・・・

ただ、急いで食べようとすると餅が葉にくっ付いて食べ辛いので、

ここはゆっくり弱火にして葉っぱが自然に剥がれるのを待ちます。


我が家ではシーズンに数回ほうば餅を作りますが、

そろそろ葉も硬くなって来たので今回辺りが最後かな?













2025/07/10

名勝 釜ヶ淵

 「気付いて気にしない、ストレスを溜めない」万屋です。



それにしても毎日暑いですね。

「暑い!、暑い!」と言ったところで涼しくなる訳でも無いので、

ここは「心頭滅却すれば・・・」精神で乗り切るしか手が無さそうです。


しかし視覚的にも物理的にも多少涼しさを感じることは出来ます。

それは水辺、滝でもあれば言うこと無しですね。

何処からかマイナスイオンが漂って来れば体感温度は確実に下がります。

まだまだ酷暑の先は長そうなのでなるべく水のある風景の話題でも挟むようにしましょう。


そこで今回は高山市国府町にある釜ヶ淵、渓床が大きく抉られていてまるで釜のような淵が連続します。

名勝の石碑もある場所なのですが、案外市民でも知らない人が多く、

私も何度か行っていますが人に会ったことはありません。















2025/07/08

ノビルのむかごの醤油漬け

 大災害が予言されていた7月5日でしたが何も起こらなくて良かったですね、万屋です。



山菜とは言えなくもないノビルですが、

春先には球根を掘って茹でて酢味噌で食べたりしますね。

ネギの仲間なのでツーンとネギ臭がするのも良い刺激になります。


そんなノビルですが、初夏には長く伸びた蔓の先にむかごが出来ます。

このむかごは醤油漬けにしておくとちょっとした常備菜になりますね。

採っているとバラバラに解れる物もありますが、それでもOK、

さっと茹でて醤油漬けにしますが、適当に薄めた麺つゆを使うと便利です。


冷奴に乗せたり納豆に混ぜたり、そのままご飯に乗せて食べても美味しいです。











2025/07/06

大坊本谷林道の自然観察

 古きを訪ねて古きを知りたい万屋です。



先月のことでしたが久々野町の大坊本谷を訪れました。

本当の目的は二十四日市で売られている「有道杓子」の故郷である奥有道へ行ってみたかったのですが、

生憎途中の国有林で伐採作業のため車は通行止め、

目的の奥有道まではかなりの距離があり歩いて行くには到底無理でしたが、

50年以上前に訪ねた時は既に離村が始まっていてお寺も解体されて道端に柱や梁などが集積された状態でした。

今はどうなっているのか知りたくて行ったのですが、また機会を改めて行かなくてはなりません。


しかしせっかく林道入り口まで行ったので少しだけ谷の奥へと自然観察に歩きました。



↑ 大坊本谷入り口


↑ 大坊本林道


↑ シロオビクロナミシャク (蛾)



↑ キバナノヤマオダマキ


↑ コジャノメ


↑ コアジサイと九十九折りの径


↑ ニシカワトンボ




↑ 林道脇に放置された車







2025/07/04

幻色(幻光色)美しいコムラサキ

 夏はやはり枝豆に生ビールですね、万屋です。


外国産の蝶のモルフォチョウの仲間や日本産でもミドリシジミ類の雄や

甲虫でもタマムシやオオセンチコガネなど、見る方向によって美しい緑や紫に輝くのが見られます。

特にハッとさせられるのは中型のタテハチョウのコムラサキでこの季節は谷川縁の林道などで良く目にすることがあります。

見る方向によって強い紫色が輝くので翅を開閉する瞬間に何時も見入ってします。

これは構造色と言って翅の鱗粉の表面にある微細な構造が光を干渉・回折させることで生じる色です。

国蝶のオオムラサキもこの傾向がありますが、見た目紫色のオオムラサキに比べコムラサキは褐色がベースで角度によって紫色に輝くのでより美しく感じます。















2025/07/02

御堂の後 ササユリ群生地

 甘い香りのササユリとギスチョン(キリギリス)、もうすっかり夏ですね~万屋です。



今年もまた滝町の御堂の後のササユリを見に行って来ました。

ここのササユリは地域の人が世話をしていますが、

特別に増やすことはされていないようです。

まったくの自然のままの風景、

昔は高山の近郊の里山周辺では普通に見られた光景でした。


今では群生地も数えるほどになってしまいましたが、

こうしてまだ残されているのが見られるのは有難いことです。