2024年11月30日土曜日

2024年 飛騨のきのこ⑮ 11月のハナビラタケ・他

 すっかり鍋物が美味しい季節になりましたがきのこ鍋は最高ですね、万屋です。



今年は何時もの年より秋が温かかったせいだと思うのですが、

通常夏に出るハナビラタケが11月になっても見られました。

全体的にきのこの発生は遅れたもののちょっと異常な気がします。

きっと何時までも夏と思い、芽生えるスイッチが入らなかったのでしょう。

芽吹いたハナビラタケは周りが紅葉なのに驚いたことでしょうね。


それと今年も熊の目撃が多いようですが、きのこ狩りに熊は付き物です。

彼らの棲息域へ入っているのですからニアミスは当然で至る所に熊の糞も見られました。



↑ きのこ狩りのフィールド 松が混じる雑木林



↑ 以上2枚 ハナビラタケ


↑ クリタケ


↑ カノシタ



↑ 以上2枚 シモフリシメジ


↑ ツキノワグマの糞






2024年11月28日木曜日

飛騨高山日枝神社の紅葉

 一度は紅葉の名所の香嵐渓へ行ってみたい万屋です。



桜の満開は8分咲き位のことを指しており、その頃が一番美しいと言われます。

方や紅葉はと言うと私は散り始めが最も美しいと思うのですが・・・


それは散った葉が絨毯となって地にも彩を与え、水面に映った風景のように二重に楽しめるからです。

それに紅葉はやはりもみじの紅が良いですね。

「もみじ」とキーを打って変換すると「紅葉」と表示されますが、それほどにもみじは紅葉の代名詞なのでしょう。


飛騨高山ではあまりモミジの多い場所が少ないのですが、

ここ日枝神社にはたくさんあります。

むしろ他の黄色の樹木が少ないように感じられます。

高山へ訪れたら時期さえ合えば是非行って見られると良いと思います。

















2024年11月26日火曜日

11月の深谷ダム

 たまには静かな風景の中に身を置きたいと思いませんか?・・・万屋です。



高山市丹生川町の山中にあまり知られていない深谷ダムがあります。

と言うのも幹線道路から大きく離れて農地の先の森の中にあるからなのでしょう。

あまり訪れる人も居ないような静かなダムです。


このダムは1973年に竣工したロックフィルダムで灌漑用に造られました。

ただ釣り人には知る人も居て、湖畔で出会ったことがありました。

聞けばニジマスやブラックバスなどが釣れるようです。


訪れたのは11月初旬だったのでまだ紅葉は始まったばかりの印象でしたが、

今では落葉盛んとなっているでしょうね。
















2024年11月24日日曜日

2024年 飛騨のきのこ ⑭ キツブナラタケ・他

 きのこはやはり金より銀かなぁ・・・万屋です。



さて今回も万屋ブログの一部のファン向けのきのこ教室の話題です。

私が投稿しているYouTubeの動画での閲覧数の多いのがきのこを暑かったものであり、

いかに世の中にきのこ好きの人が多いことかと思わされます。

そう言う自分もその中の一人ですが・・・


教室を運営している以上、種類の同定は重要な知識であり、

もし間違って毒きのこを採取させたら大変なことになります。

そうした意味でも食べられるものと毒のものを見分けられるようになるのは重要なことです。

数多くの写真を見ることによって見極めが出来ることも多いので。

今年もシリーズとしてお伝えしています。


今回は珍しい毒きのこのオオワライタケを見掛けましたのでそれも紹介します。

誤って食べると幻覚症状を引き起こし、愉快になり大笑いするとかでその名が付いています。

間違いやすい食茸はナラタケやクリタケで特にキツブナラタケに良く似ています。





↑ 以上2枚 キツブナラタケ



↑ 以上2枚 ムキタケ



↑ 以上2枚 クリタケ



↑ 以上2枚 オオワライタケ (毒)






2024年11月22日金曜日

秋色の新穂高

 紅葉の中にいると身体に火が付きそうな感じがする万屋です。



今年の紅葉はあまり綺麗ではないと言うことですが、

近寄らないで遠目に見ている分には枯葉も彩のうちで見応えがあるように思います。

飛騨でも紅葉前線は高い山から降りて来るのですが、

今年は遅れて高山市内が見頃になったのは11月中旬になってしまいました。


そこで市内が色付く前にと、新穂高でひと足早い色付きを見て来ました。

ここでの見所は何と言っても鍋平高原で、北アルプス大橋からの眺めは雄大です。

山肌の色付きもちょうど良く、錦模様が織りなす世界に皆さん酔い知れていたようでした。
















2024年11月20日水曜日

2024年 飛騨のきのこ⑬ シモフリシメジ・他

 今シーズン、ようやく冬タイヤに替えた万屋です。



飛騨も例年であれば既に山間地では雪が積もっている所もあるのですが、

今年は半月から一カ月近く遅れているようです。

きのこの発生もそれに合わせてか遅れ気味となっていて、

何時もなら10月の初め頃から姿を見せるシモフリシメジも1ヶ月ほど遅れました。


まだ秋のきのこが元気で、何時もなら見られないホンシメジとのコラボも・・・

シメジの仲間は味が良いので人気ですが、特にシメフリシメジには一目置くファンも多いです。

汁物にすると良い出汁が出るのでうどんなどには良く合います。



↑ 晩秋の雑木林



↑ 以上2枚 シモフリシメジ


↑ カキシメジ (毒)


↑ クリタケ



↑ 以上2枚 ホンシメジ


↑ ナラタケ


↑ キツブナラタケ


↑ ハナイグチ