2025/12/23

鶏の燻製

 若い頃、クリスマスイブは一人で過ごすことが多かった万屋です。



暮れも押し迫って明日はもうクリスイブですね。

年寄りだけの家庭ではケーキを買って来て祝うことも少なくなくなりましたが、

時々思い付いたように鶏の燻製は作ります。

とは言ってももう2年ほど作っていなかったような気がします。

今回久し振りに燻しましたが、改めて思ったのは物価の値上がりのこと、

この鶏肉にしても1.5倍ほどになっていました。

でも出来上がったものを買うともっとするので面倒でも手作りが安く上がります。



↑ 鶏肉は流水できれいに洗い味が沁みるようにフォークを使ってまんべんに表面を刺しておきます


↑ 1羽ずつポリ袋に入れソミュール液に浸して冷蔵庫で2日間味を沁み込ませます


↑ ソミュール液を棄てて再び1羽ずつ袋に入れ、しっかり袋の口を縛っておきます


↑ 袋のまま80℃を超えない温度のお湯で45分ほど湯煎します


↑ 湯煎が終ったら皮がパリッとなるまで涼しい場所か冷蔵庫で丸1日乾かします


↑ 後は70℃~80℃で30分ほど薫煙に掛けて出来上がりです



↑ 鶏モモ肉でも出j来ますが、丸1羽だと色々な部位が楽しめます。


以下、今回のソミュール液のレシピです。

  鶏の燻製 (※1羽分)

  鶏肉 1羽
  水 600㏄ 
  塩 50g
  砂糖 小さじ1
  粉胡椒 小さじ1
  チキンコンソメ 1個
  カルダモン(又はジンジャー) 小さじ1/2
  ローレル 2枚
  ロズマリー 少々
  タイム 少々
  セージ 少々



2025/12/21

冬至かぼちゃ

 年の瀬が迫ると今年のあれこれを思い出す万屋です。



無病息災、特に風邪予防にと冬至にかぼちゃを食べる習慣がありますね。

かぼちゃには身体を温める効果があるとされ、

それが主だった理由のようですが、他にも栄養豊富な食べ物として知られています。

これから段々寒くなるこの季節には理に叶ったことなのでしょう。


我が家でも毎年かぼちゃを煮て食べますが、

どうしてもこの時期まで取っておいたかぼちゃはホクホク感が無くベチャベチャですね。

せっかくのかぼちゃ、出来れば旬に食べた方が美味しいようです。









2025/12/19

1人前100円以内で作る節約タンメン 

 今年を象徴する漢字一文字は「熊」でしたね、「米」と予想した万屋です。



日本人の主食でありながら1年で倍ほどに値上がりしてしまった米、

他の物も値上がりしてはいますが、倍以上になるのは辛いですね。

年金は上がらないし・・・

そんな中、工夫して小さな抵抗をしようではありませんか。


今回は一人分100円未満で収まるラーメン(タンメン)を作ってみました。

近くのドラッグストアーのゲンキーで材料を買い揃えましたが、

細かく計算してみたら二人分の原材料費が148円でした。

しかも野菜たっぷりで栄養もタップリ!

これは癖になりそうです。


facebookで予告した通り、こちらに詳しいレシピを載せて忘備録としたいと思います。


材料 2人分


焼きそば麺 2玉

カニかま 1/2袋 6本

人参 1/3本

キャベツ 外葉 3枚

もやし 1袋

きくらげ 約15g

水(スープ用) 約700cc

味の素鶏ガラスープ 大さじ2

塩 適量

胡椒 適量

オリーブオイル 大さじ2



作り方


1 カニかまは解して乾燥キクラゲは水で戻しておく


2 キャベツは食べやすい大きさに、人参は3センチほどの千切り(細く)に切っておく


3 焼きそば麺は熱湯で解しておく


4 フライパンに野菜とカニかまをオリーブオイルで炒め、塩コショウで軽く味を付ける(キャベツなど食感🅆残すように)


5 鍋に水を入れ沸騰するまで沸したら鶏がらスープを入れラーメンスープを作る(味を見て好みで鶏ガラスープを足せたり塩で味を調節する)


6 丼にお湯を入れて温め、解して置いた麺とスープ、炒めた野菜などの具材を乗せて出来上がり









2025/12/17

長門牧場のソフトクリーム 

 日本一美味しいと評判の長門牧場のソフトクリームを食べたら他が食べられなくなりそうな万屋です。



人の味覚はそれぞれなので一概には言えませんが、

SNSの口コミで良く見る長野県立科町にある長門牧場のソフトクリーム、

実は今年の夏に行ってみたのですが、休みの日だったので食べられず、

仕方なく近くの牧場のを食べたのですが微妙・・・

心残りを一掃すべくリベンジです。


広々とした牧場は見晴らしも良く、家族連れなどで賑わっていました。

一通り散策した後、売店でソフトクリームを購入、

一口舐めたところで感じたのは以前に食べたジャージー牛乳のソフトに似たような味でした。

口コミにあるように確かに美味しかったです。

ついでに牛乳も買って来ましたが、こちらも濃い牛乳だったのでお勧めです。

ちょっと高いけどね。
















2025/12/15

しな漬けと野沢菜浸け

 特に朝食には漬物が欠かせませんね、万屋です。



今年も少しですが漬物を漬けました。

恒例となっているしな漬けと衝動買いした野沢菜です。

しな漬けは飛騨独特で赤かぶにきのこやきゅうり、みょうがなどを入れて漬けます。

特に珍しいのはきのこですね。

今年はサクラシメジが不作だったので天然の舞茸やウスムラサキホウキタケ、

ウラベニホテイシメジ、オオムラサキアンズタケ、更に菊芋も加えました。


野沢菜は飛騨では漬ける習慣がありませんが、

11月に信州へ行った折に道の駅で採り立ての野沢菜を売っていたので思わず買って来たものです。


どちらもようやく食べ頃となって来ましたが、正月にはもっと美味しくなるでしょう。



↑ 野沢菜漬けの仕込んだ直後の様子


↑ 2週間が経過




↑ しな漬けの仕込み直後の様子


↑ 3週間経過で食べ頃になりました






2025/12/13

霊泉寺温泉と稚児ヶ淵

 マイナーな名所にも行ってみたい万屋です。



YouTubeの旅動画で知った稚児ヶ淵、

ちょっと変わった景観が面白く、記憶に残っていました。

先日、近くを通ったので思い切って行ってみることに・・・

場所は長野県上田市の国道254号線から霊泉寺温泉への道沿いにあります。


昔、昔霊泉寺にいたお稚児さんがこの池の淵で知り合い、

夢中になった娘が、池の中から手招きをするのを見て、

池に飛び込んでしまったことが名前の由来とのこと、

異様に抉れた岩肌が特徴的な甌穴(ポットホール)で、

この規模のものは珍しいとのことです。


ついでだったので奥の霊泉寺温泉まで足を延ばしてみましたが、

こぢんまりとした湯治場のような温泉で数軒の宿と共同浴場もあります。

また霊泉寺は大きなお寺で珍しい室町時代の不開門や、

鎌倉時代の五輪塔などがあり、なかなか由緒あるお寺のようでした。


詳しくは”こちら”をご覧ください。




↑ 霊泉寺温泉



↑ 霊泉寺


↑ 不開門


↑ 五輪塔



↑ 稚児ヶ淵







2025/12/11

小川の庄 縄文おやき 

 皇居財布が人気なようですね、万屋です。



牛の本革を使った高級財布でデザインも良く値段も安いと言うことで並んででも買いたい財布だとか・・・

でも東京まではなかなか買いに行けませんね。


それでも一度は食べてみたいと思っていた灰焼きのおやきは食べに行って来ました。

長野県の小川村の小川の庄です。

昔ながらの作り方でしっかりとしていて素朴で美味しいと評判、

この日は野沢菜と小豆と卯の花の3種類でした。


おやきは長野県の郷土食として有名で、小麦粉で作った饅頭の中に具を詰めて、

それを焼いたり蒸したりして作るのですが、場所や店によって具材や味などマチマチです。

縄文の名の如く、竪穴式住居を思わせる雰囲気がとても良かったです。


















2025/12/09

何時もの風景 (師走入り)

 寒いですね~”おしくらまんじゅう”したことありますか?万屋です。



高山市内の今年の初雪は12月4日に降りました。

これはその2日前ですからまだ里に雪は見られません。

晩秋の奥飛騨の風景のワンヨットで、乗鞍にだけ雪が積もっています。

いわゆる名残の秋とでも言いましょうか、土手の枯草にまだ温かみを感じます。


これから長い冬の始まり、飛騨の春は遠いです。