甘い香りのササユリとギスチョン(キリギリス)、もうすっかり夏ですね~万屋です。
今年もまた滝町の御堂の後のササユリを見に行って来ました。
ここのササユリは地域の人が世話をしていますが、
特別に増やすことはされていないようです。
まったくの自然のままの風景、
昔は高山の近郊の里山周辺では普通に見られた光景でした。
今では群生地も数えるほどになってしまいましたが、
こうしてまだ残されているのが見られるのは有難いことです。
四季彩日記の続編としてスタートしました 旧ブログ同様によろしくお願い致します
甘い香りのササユリとギスチョン(キリギリス)、もうすっかり夏ですね~万屋です。
今年もまた滝町の御堂の後のササユリを見に行って来ました。
ここのササユリは地域の人が世話をしていますが、
特別に増やすことはされていないようです。
まったくの自然のままの風景、
昔は高山の近郊の里山周辺では普通に見られた光景でした。
今では群生地も数えるほどになってしまいましたが、
こうしてまだ残されているのが見られるのは有難いことです。
炬燵を仕舞えば暑い夏の始まり、万屋です。
寒い時期が長い飛騨、ようやく炬燵を仕舞うことが出来ました。
それでもまだ梅雨時なので暖房が欲しい時もありますが・・・
そんな梅雨は憂鬱なものですが、きのこファンには待ちに待った季節でもあります。
雨が多いこの時期には発生が促されて、待望の夏きのこのヤマドリタケモドキ(ポルチーニ)やタマゴタケ、
ハナビラタケなどが次から次へと出て来ます。
ただ、食べられるきのこは極僅かで、多くは毒や不食のきのこばかり、
裏庭のエノキの切り株跡から発生したこのヤマブキウラベニガサもその一種のようで、
図鑑に依れば毒きのこの記載があります。
いかにも食べられそうな色形なのですがね~
極端な集合体恐怖症ではありませんが、ちょっとびっくりする万屋です。
山路を歩いていたら足元に小さな蝶が飛んでいるのに気付きました。
季節や場所、それに今までの経験からしてそれがコチャバネせせりと直ぐに判りましたが、
多数が群がっているのを見たのは本種では初めてです。
余程、羽化のタイミングが良かったのか、餌になっている獣糞の状態が良かったのか解りませんが、
その数、数十頭が群がっていて、近付いても直ぐには逃げません。
セセリチョウの中には集団で居る種も見たことがありますが、
これは記憶に残るシーンでした。
美味過ぎてほっぺたが落ちると言いますが、まだほっぺたの落ちた人を見たことが無い万屋です。
ノビルはネギの仲間で茹でた球根を味噌で食べたりしますが、
夏になって伸びた花序の基部に出来るむかご(球根状の芽)も食べることが出来ます。
簡単な方法はサッと茹でて味噌や醤油で和えてご飯に乗せたり、納豆に混ぜたりしますが、
常備菜として醤油漬けにしておく方法もあります。
今回はギョウジャニンニクの醤油漬けの要領で瓶詰にしました。
夏至の頃・・・早朝より草刈り機で草を刈る音で目が覚める万屋です。
そんなに早く目が覚めるのはきっと年寄りの農夫なのでしょう。
きっと夜が明けると寝てられないのでしょうね。
夏草は伸びるのが早くて、刈っても刈っても伸びて来ます。
まあ、畑の周りは草刈りも重要な仕事です。
こちらでも6月の第一週の日曜日には全市を上げてのクリーン作戦があり、
道路端などの一斉草刈りがなされます。
人間にとっては住み良い環境造りは大事ですが、迷惑を被る生物も居ることも忘れてなりません。
何でも無いような道路と河川敷の間の土手、この場所には飛騨では珍しいジャコウアゲハが棲んでいます。
そんな貴重な場所も知る人が居ないと問題なく草刈りの対象になってきれいサッパリに刈られてしまい、
草を食べていた幼虫は路頭に迷い、やがて死んでしまいます。
貴重なものだと解れば対策もあるのでしょうけどね。
ちなみにこの場所のジャコウアゲハは昨年の草刈りで、秋にはまったく確認出来ませんでした。
しかし今年の5月に飛んでいる雌を見掛けたので食草を覗いたら幼虫が・・・
きっと春先に別の場所から飛んで来た雌が卵を産んだのでしょう。
絶滅したと思っていましたが、復活してヤレヤレです。
里山歩きが楽しい万屋です。
子供の頃から親しんだ里山と谷間、
あれから随分時は経ってしまいましたが、そこかしこに当時の思い出が蘇ります。
ただ、違うのは草木や昆虫の名も知らなかった子供時代に比べ、
様々な種類を覚えた今は散策するのも楽しいものです。
6月のこの時期は特に生き物に生きるエネルギーが感じられますね。
懐かしい昔のテーブルゲームはスペースインベーダーやギャラクシアン、そうそうシェリフもね・・・随分月謝を払った万屋です。
さて、高山市清見町の西正寺には葉の下に筒状に巻いた葉っぱがぶら下がる「袋朴葉 」と言う現象が見られるほうの木があります。
何かの突然変異で出来るものと思われますが、年によって出現する数が違います。
過去には一桁のこともあり、30個ほども見られる年もありました。
「今年は?」と気になったので行ってみましたが、境内にある2本の木で10数個見付けることが出来ました。
「本当に梅雨入りしていたのかな?」と思うような天気ですね、万屋です。
同じアゲハチョウ科なのにギフチョウに比べて長生きするウスバシロチョウ、
同じ場所で5月の初めに出ていたのに6月半ばでもまだ見られます。
単に発生時期が長いのかも知れませんが、
良く見ると翅の縁は擦り傷や欠けがあり痛々しささえ感じます。
この蝶、7月に入っても見られる所があり、以前オオイチモンジと一緒に翔んでいるところを見たことがありました。